放言
「デブ・ブサイクお断り」
という強気な貼り紙を店頭にしていた
夜のオネーちゃん向けのドレスショップ。
某沿線のキャバクラの子の間では
よく知られてるようだ。
「お住まいは、この近く何ですか?」
「はい!◯◯(店名)のある、駅!」
「あー!よく知ってますね-!」
その店は、最近、というか何年か前に、
同じ駅前の別の場所に移転し、
強気な貼り紙は消えていた。
◆◇◆◇◆
美醜の感覚は人それぞれ。
失恋や仕事のストレス解消のために
通っている台東区千束の高級サウナでも
そんなことを僕はよく感じている。
(◯万円の店でこれかよ!)
不細工の基準は人それぞれだとしても、
デブは何センチ以上とか
基準あるでしょ、、、!
商品として女性を評価できる
風イ谷にという世界だけで
許される放言だ。
◆◇◆◇◆
とある高級サウナの
ホームページを見ていたら
「復帰」という文字が目に入った。
(あっ!何か見たことある写真!)
指名したこともない女の子だけど、
こういうのを見ると前の指名嬢が、
復帰していないか気になってしまう。
もし復帰してたとしても、
僕には新しい指名嬢が。
仕事と家庭、夢と恋人、A嬢とB嬢。
どれも僕には大切だけど、
両方は選べない。